【遠回りしてもいいよ的な人向けに】
X(ツイッター)ではあまり自分の話はすることはあまりありませんでした。
サークルぐりぐりも同人誌サークルの派生系で、基本的に表にでないクリエイターたちなんです。
対面マダミスをしているプレイヤーには理解しにくいですが、クリエイターたちってわりと目立たないところでひっそりと制作していることが多いんです!
(ぐりぐりも天使族や妖狐族や魔女などの他種族出身のメンバーが制作している団体です。ブログに書いてありました)
ただちょっと「りぃ」さんがどんな人なのかというのを覗いてみたい方用に、ちょいと自己紹介をしてみることにしました。
【原点】
・戦隊モノやロボットモノや格ゲーなど男子が興味を持つジャンルにはまりませんでした。そのため、ガンダムやレンジャー系は分からずに赤はリーダーで黄色はカレーが好きくらいしか分かりません。
CCさくらやポケモン、キョロちゃんのように可愛い感じの作品が好きでした。小学生の頃はアニメは見ていましたが、中高生の時は強制的に勉強を強いられる環境だったため当時流行していた作品は見れる機会がなく、大学生になってから今期アニメと過去アニメを見るようになります。
小学生の頃に、厚紙を使ってゲーム制作などをして遊んでいこともあり、このころにすでにものづくりが好きだったんだと今は思います。中学生の時に校則違反であるトランプが見つかり、先生に怒られたことをきっかけに校則違反に該当しない、手作りのカードゲームを制作して休み時間や昼休みに遊ぶことで校則違反を潜り抜けてました。
大学時代は、自由度が高すぎて最高のモラトリアム期間でおそらく人生で一番楽しい時期だと感じていました(文系に限る)なぜなら幼稚園の子たちより休みが多かったからです。
大学一年生の時に「東野圭吾」作品と「グリム童話」にはまり通学中に読むことが多くなりました。
ミステリーのきっかけはこんな感じでしょうか。
【マダミスとの出会い】
カードありのマダミスは2019年なのですが、0作品目となるのが2008年に制作した「狼さんみぃつけた」がマダミス初制作になります。
当時は、マダミスという言葉がなくて殺人劇ゲーム位の説明でした。2007年に人狼ゲームに触れて、「東野圭吾」作品が好きだったことやアニメの「バッカーノ」や白黒時代の名作群像劇「グランドホテル」が従来の作品の多くが主人公視点が多いのですが、沢山いる主人公たちが切り替わりながら一つの話に繋がっていくのが面白くてこういうような作品を作りたいという気持ちがありました。
「狼さんみぃつけた」は、起きたらお城で目を覚ました16人の中に人殺しをする狼の心を持つ犯人がいて見つけ出すというカードレス型のHOのみの作品がきっかけです。お城の中を何時にどこに行って誰にあったかとかそのキャラがどういう人物かというのが書いてあって、「雪女の伝説」のキャラが登場しています。
【心意気】
作品を作るときは、「誰も作っていないアイディアのめちゃくちゃ面白いマダミス」を作るって気持ちで作っています。
2019年の「雪女の伝説」では、海外のコスプレRP制度を取り入れて「キャラクターイラスト」「キャラクターの個性の確立」「犯人を毎回変更して行うことで複数回遊べる*現在廃止」「カード枚数200枚超え」「演劇パートあり」などなど当時は、マダミスに「RPはいらない」とか「イラストは邪魔」などの意見もありました。ただ、きっとイラストありでRPしたりするのが楽しいと思ってくれる人が現れると思って他とは異なるスタイルで作成しましたが、今は少しは変わったのでしょうか?
2020年初頭には動画配信をベースにしたコミカルな作品の「魔王城へようこそ」を作りました。
こちらは動画を撮ることで光る作品です。卓ごとにコンセプトを決めて、コスプレをします。
全員パジャマとか全員パーカーとか全員ゴスロリとか全員黒色とかなんでもいいんです。そして自分の好きなものを持ち込みます。
トークンは普通には配布されません。
トークンはフラグを踏むと「赤い宝石」が降ってくるという仕様になっています。そしてその取得条件は、プレイヤー、性別、その他によって異なります。例えば、笑わせると宝石が降るなら全キャラ共通ですが、可愛いポーズをするは女性キャラ限定の取得方法です。最初から取得方法が分かっているものもあれば物語が進むことで取得方法が分かるものもございます。
しかし、コミカル風なのですがきちんと推理が必要なんです。誰もしていなかった大きなギミックをいくつも組み込ませた作品です。
2020年に、かなり長めのHOかつ高難易度の作品を作ると考えて「狼と金貨」を作成しました。
「中世ヨーロッパ」の完全犯罪に挑む作品です。令和のような科学的な捜査法がないからこそできるのではないか?というトリックが用意されています。通常の殺人と「人狼」による能力殺人があり、二つの事件を頭を切り替えながら捜査していきます。
2024年3月時点で犯人捕捉率は0%となっています。いつか解き明かしてくれると思っているので難易度は初期のままにしています。
また集英社のジャンプルーキーで連載中です!
2020年に、7人用か9人用がオフラインなら黄金比と考えていました。理由は奇数の人数なので必ず最多得票者がでるからです。偶数の場合は同票というのが起こりえるため、中途半端な結果になることもよくあり、8人の優位性を考えたときに、ペアリングで2人×4組を作ろうと思いました。
ただそれをすると実質4人用と変わらないのでペア同士でも疑い合う作りをしているので今のペアリングとは少し異なるかも知れません。そうしてできた作品が「黄金の国 ジパング」です。
と語ると長くなるのでこのあたりで切らせて頂きます。
【悩み】
オープン募集をしても人が集まらず、またせっかく卓が立っても欠員者が出てしまって流卓も非常に多いです。せっかく遊んでみたいと思ってくれる方がいても流卓になってしまう悲しい経験を何度もしてきました。
命を削って面白い作品を一生懸命考えて作っています!
それでも人がなかなか集まらず参加希望者さんたちに不安な思いをさせるのは申し訳ない気持ちになります。
制作サークルゆえに、GMはプロではなくRP部分や演出部分はやはりチープになり、これが演劇や声優などに携わっている人ならより満足度を上げることができると思っています。
まだまだ足りない部分が多く、作品のクオリティは100%ではなく30%程度の演出しかできていないんだと思います。
【独立】
現在作成中の作品に関しては「ぐりぐり」としてではなく、どこかとコラボという形で出せたらと考えております。私自身は、「シナリオ」を書くことしかできません。ただ一度サークルを離れて、サークルレベル以上の何かを生み出す経験が必要なんだと思っています。
以下はテスプ前の作品になります。
・江戸川乱歩物語
~明智小五郎の回想~
原作ベースで作った22人用シナリオ。新宿ガード下で繰り広げられる5つの事件を探偵明智小五郎と小林少年が解き明かす。ペアリングマダミス。
・天国へのテンカウント2
~14等分の花嫁~
天国へのテンカウントのヒロイン「姫百合 はな」がNPCではなく、プレイヤーとして登場。
全国で一番有名な歌劇学校を舞台としている。競争率が約2000倍以上の歌劇団のはな組の団長の「姫百合 はな」と13人の団員の物語。
(3年生 2人 2年生 4人(うちロシアからの編入組1名)1年生 8人)
「歌」「演技」「ダンス」をプレイ中に取り入れてRP演劇を取り入れながら、
「推理」「駆け引き」「女性特有のドロドロ」を盛り込んだ。りぃらしい作品。
上に上がるには選挙戦を勝ち抜く必要がある。2年生は3年生になるために自分にとって必要な1年生を囲い込みたいと考えていて、1年生は将来有望な2年生に可愛がられたいと思っている。
そして演技に長けている彼女たちは自分たちの考えている本音は隠しながら生活をしている。調査や密談を駆使しつつ、時には餌付けして時には裏切り、時には弱みを握って先輩すら懐柔したりと本音と建て前を使いながら、スターを目指す作品。
多人数である理由と、RPに非常に特化しつつも駆け引きと推理要素も14人ならでは複雑な絡み合いを構築。
特にオフラインだから生かせる「歌」「演技」「ダンス」をより色濃く表現できると思っていて個人的に全作品の中で一番好きな内容とキャラクターたち。
・青梅村殺人事件
久しぶりに書いた、推理向けシナリオ。
飛行機事故で父親を失って貧乏だけど母 涼音 と子 ミーナで幸せに暮らしていた。
北海道にはホワイトアウトという景色一面が真っ白になる猛吹雪になることがあった。蛇行運転しながら二人に近づく自動車。そこでミーナを守る形で涼音は、「安心交通タクシー会社」のタクシーに轢かれ死亡した。
二人の両親を交通事故で亡くした可哀そうな少女ということで全国で注目される裁判。弁護士側、刑事側、証人と分かれてこの事件の真相を追う。
被害者と加害者家族は同じ学校のクラスメイトで被害者側と加害者側両方の苦悩を描いた作品。
【オラに元気を】
マダミスを制作する人よりもマダミスをプレイする人の方が多いと思います。
だからマダミスをもっと広めたいとか、マダミスのために何か力になりたいという人がいるのか。
2019年より制作してきた作品は全部で約30~40作品?ちゃんと数えておきます。
ただそれを回すには本気でマダミスが好きで、マダミスを広めたいとか一緒にお手伝いしてくれたり、そういうみんなの力が必要だなと感じました。
少し協力でも、ちょっとしたお手伝いとかでも、コラボするとかでもそういう方募集中です。
りぃ個人に本来入るお金は全てサークルだったり、作品のクオリティアップのために使って頂いております。お金を受け取るよりも作品が良くなってマダミスをして満足度が上がる方が嬉しいからです。
マダミス作りの成果が出たときに初めて受け取れればと思っています。